矯正リテーナーとは?種類別の値段やサボるとどうなるのかを解説

本ページはプロモーションが含まれています

矯正リテーナーとは?種類別の値段やサボるとどうなるのかを解説

キレイな歯列を保つためには、矯正器具が外れた後の保定期間がとても重要です。

保定期間中にリテーナーをサボらず装着することで後戻りを防ぐことができ、何十年後もキレイな歯列を保つことができます。

今回は、リテーナーをサボると起こるトラブルや、リテーナーの種類や値段を解説していきますので保定期間の過ごし方の参考にしてみてください。

目次

矯正リテーナーはいつまで必要?サボるとどうなるか知恵袋の口コミも

まずは、リテーナーが必要な期間と、装着をサボってしまったことで起こるトラブルについて、実際の矯正経験者の方の声をまとめてみました。

矯正器具の装着期間と同じ1年~2年はつける

リテーナーの装着期間は1〜2年だと言われています。

実際に矯正器具を装着していた期間と同程度、または人によってはプラス1、2年という場合もあるようです。

 

矯正終了後に担当医からリテーナーの装着期間の指示がありますので、それに従うようにしましょう。

半年~1年を過ぎたころから夜だけつける

歯が安定し始めたら、徐々にリテーナーの装着時間を短くすることができます。

大体、保定期間が半年から1年を経過するのを目処に、担当医から夜だけの装着にしても良いと指示がでます。

自己判断で勝手に装着時間を短くすると、後戻りが起こることに加え、歯が動いてしまったことでリテーナーが装着しづらくなるなどのトラブルが起こります。

リテーナーの作り直しや、せっかく矯正治療が台無しになってしまう可能性も考えられますので、必ず担当医の判断に従ってください。

数時間外すのは問題ない

後戻りを防ぐためには1日20時間以上の装着が推奨されていますので、3時間程度外すぐらいであれば問題ないと言われています。

人前で話す機会があるときなど、生活をしていればどうしてもリテーナーを外さなければいけないこともあります。

特に、保定期間の最初の頃は歯が安定しておらず、動きやすい状態になっていますので長時間つけるのに越したことはありませんが、数時間であれば外しても問題ありません。

しかし、数時間外していただけで「リテーナーがきつくなった」と感じる人もいるようですのでその時はリテーナーを少し長めにつけるなどして後戻りを防ぎましょう。

一生つける必要はないがサボると後戻りして装着期間が長くなる

保定期間の1〜2年はリテーナーの装着を1日や3日程度サボっただけで歯が動いていると感じる方が多いようです。

矯正終了後から歯には元の場所に戻ろうとする力が働きます。

特に矯正装置を外した直後は、歯の周辺の骨が安定しておらず特に動きやすくなっています。

歯を動かすことだけが矯正ではなく、歯を固定する期間も重要な治療の一つです。

一生つける必要はありませんが、せめて保定期間の1、2年はサボらずリテーナーを装着するようにしましょう。

きちんと時間を守り、リテーナーを装着すれば後戻りの発生や保定期間が伸びてしまうことを防げます。

さぼったら後戻りして歯に合わなくなる

リテーナーの装着をサボると久しぶりにつけたリテーナーが「きつい」と感じたり「浮いている」と感じるとの声が多くありました。

痛くて我慢できない時や、リテーナーがはまらなくなってしまうぐらいひどい後戻りが考えられる時は、最悪、再矯正が必要になります。

痛みや、リテーナがうまくはまらない時は、装着を勝手に中止するのではなく必ず担当医に相談するようにしてください。

矯正リテーナーとは?種類や値段を解説

保定期間に使用するリテーナーはいくつか種類があります。

主に下記の5種類となります。

矯正リテーナー・リンガルリテーナー
・ラップアラウンドリテーナー(ベッグタイプ)
・ホーレーリテーナー
・マウスピースリテーナー
・QCMリテーナー

それぞれの価格は以下の通りです。

種類 価格
リンガルリテーナー 20,000円〜60,000円
ラップアラウンドリテーナー
(ベッグタイプ)
20,000円〜60,000円
ホーレーリテーナー 20,000円〜60,000円
マウスピースリテーナー 10,000円〜20,000円
QCMリテーナー 20,000円〜60,000円

リンガルリテーナー

リンガルリテーナー

(画像引用元:Ciメディカル)

歯の裏側に接着する固定タイプのリテーナーです。

前歯部分の裏側に取り付けて歯の後戻りを防ぎます。

固定式なので自己管理の必要がないことや、ほとんど目立たないことがメリットです。

しかし、食事や歯磨きの際に取り外しができず、汚れが溜まりやすいので毎日の丁寧なブラッシングと歯医者での定期的なクリーニングが必要です。

ラップアラウンドリテーナー(ベッグタイプ)

表側が金属のワイヤー、裏側がプラスチックでできているリテーナーです。

自分で取り外しができ、多くの歯科医院で使われています。

装置が歯を全て覆っていないため、歯ぎしりなどで壊れにくく、比較的丈夫です。

ただし装置が大きいため、話しづらさを感じる人もいるようです。

またワイヤーが目立つというデメリットもあります。

ホーレーリテーナー

全体の歯の後戻りを防ぐのがヘッグタイプだったのに対し、後戻りのしやすい前歯部分のみ抑えるのがホーレーリテーナーです。

ヘッグタイプと同様、歯ぎしりなどで壊れにくい一方で、ワイヤーが目立つ、話しづらいといったデメリットがあげられます。

マウスピースタイプ

マウスピースタイプ

(画像引用元:unsplash)

取り外し可能なマウスピースタイプのリテーナーです。

メリットはマウスピースが透明なため目立ちにくく、金属アレルギーでも使うことができる点です。

デメリットは歯ぎしりや噛みしめなどの癖があると壊れやすく、穴が開いてしまう可能性があるということです。

QCMリテーナー

QCMリテーナー

(画像引用元:プラスONE)

ラップアラウンドリテーナーのワイヤー部分が透明になったタイプのリテーナーです。

ワイヤーが透明になったことで目立ちにくくなっているので、見た目が気になる方におすすめの保定装置ですが、少々話しづらいといったデメリットはあります。

矯正リテーナーの洗浄方法

リテーナー用の洗浄剤が販売されているので、それを使って洗浄してください。

水洗いでもある程度汚れは落ちますが、目に見えない汚れや、菌、着色などは洗剤を使わなければ落とすことができません。

歯ブラシを使って汚れを落とす時はブラシの毛が柔らかいもので優しく磨いてください。

硬い毛のブラシで強く擦るとリテーナーを傷つけてしまう恐れがあるので注意しましょう。

リテーナーはお湯に触れると変形するので、洗う時は水を使用してください。

矯正リテーナーはしゃべりにくい!困ったときの対処法

次は、リテーナーの使用中によく起こるトラブルとその対処法について見ていきます。

つけ始めが痛い

つけ始めに痛みを感じることがあります。

時間が経過すると痛みがなくなることがほとんどですが、痛みが消えず我慢できないようであれば、リテーナーが歯に合わなくなってしまった可能性があります。

担当医に相談するようにしてください。

歯茎に当たって腫れる

リテーナーが合っていない可能性があります。

リテーナーを削ったり、作り直す必要がありますので速やかに歯医者にリテーナーを持参し相談してみてください。

洗浄ケースや洗浄剤で悩む

ドラッグストアなどでは販売していないことが多いです。

通販で購入することをおすすめします。

矯正リテーナーに関するよくある疑問

最後に矯正リテーナーに関して、よくある質問に答えてきます。

矯正リテーナーに関するよくある疑問
  • リテーナーをサボるとどうなる?
  • 夜だけになるのはいつから?
  • 何年つける?
  • 何時間外していい?

 

リテーナーをサボるとどうなる?

後戻りを起こしてしまいます。

それまで装着していたリテーナーが入りづらくなったり、装着の際に痛みを伴う可能性があります。

長期間リテーナーをサボるとリテーナーの作り直しの必要が出てきたり、最悪の場合、矯正前の歯並びに戻ってしまうことが予想されます。

夜だけになるのはいつから?

リテーナー開始から半年〜1年ほど経過すると、夜だけになる人が多いようです。

担当医から夜だけの装着にしていいと指導がありますので、自己判断せず必ず指示に従うようにしてください。

歯列矯正リテーナーは何年つける?

個人差はありますが最低でも、歯列矯正をしていた期間と同様の期間のリテーナーの装着が求められます。

担当医から期間については指示がありますのでそれに従ってください。

何時間外していい?

1日に20時間以上の装着が望ましいとされていますので、外すのは3時間程度におさめておいた方がいいでしょう。

人によっては3時間外していただけで、リテーナーがきつく感じるといった声もあるので特に、保定期間の最初のうちはなるべく長く装着するように心がけましょう。

まとめ

保定期間にリテーナーをしっかり使用することで後戻りを防ぐことができます。

リテーナーをサボることで起こってしまうトラブルなども解説したので、ぜひリテーナーを使う際の参考にしてみてください。

目次
閉じる